私的メモになりますがwindows10のペン絡みについて色々調べてたので有用そうなのをメモ
適宜更新(…するかわかりません
■OS上でのサービス名称変更
“Tablet PC Input Service” → “Touch Keyboard and Handwriting Panel Service”
入力パネル系は使わないので無効にしてます。
■モニタ表面
27QHDは 強化AGエッチングガラス との表記があったので、保護フィルム要らないかも。
24HDTは多分通常のAGコーティングだと思われる。埃を噛ませてしまった所為かもしれないけれども半年で禿げてぎらつきが酷かった。
■windows10のペンのapiについて
・wintab api
よく知られたwacom標準。
しっかり動きさえすれば何も文句はないんですが、photoshopにて前に記載した、縮小してゆっくり描くとカクついた線がでる症状が致命的
24HDTなら、古いドライバ6.3.6-3で回避。27QHDは今のところ回避策なし。
photoshopCC2014以降の使用方法としては下記の設定が必要
・wacom側: ”デジタルインクを使う”のチェックを外す
・Photoshop側: UseSystemStylus 0 の設定
・ink api (windows ink, Microsoft ink)
MSさんが推してるというか標準にしたいだろうなというapi。正式名称がよくわからなかったけども旧TabletPCの認識です。
wintabの問題は出なかったのでこれで行こうと思っていたところ、2点ほどphotoshop上で違和感があったのでどうしようかなといった所。
1.ドラッグの移動ラグ。一部のパネルのスライダや筆圧を利用していないツールのドラッグに関して、ペンのドラッグを認識させる為に10px程マージンが取られている様で、一度それ以上にペンを動かさないと反応しない為、微細な調整が一手間かかる感じ。
ex.) 移動ツール・右クリックのブラシサイズ変更・フィルタのゆがみ等
英語だけどこの辺のスライダの部分とか https://www.youtube.com/watch?v=ukJ-2_F2wO8↑CC2015, v6.3.15-3ではスライダ関係は大丈夫だった
この一手間が結構大きかったりする。
吸着する・ひっかかる・ラグみたいな感じが毎回あるのはちょっと困るのでして。
MSのapiという事もあって、レジストリのDragHeightあたりに関係してるかなと思ったんですが特に無かった。
2.ctrl,alt,shiftのポップアップがうざいちょっと邪魔です
photoshopCC2014以降の使用方法
・wacom側: ”デジタルインクを使う”のチェックをつける
・photoshop側: デフォルト設定 もしくは、UseSystemStylus 1 の設定
繊細な線をウリにしてるタブレットでガタガタになる線だとか、繊細な微調整が快適にできなかったりとか、一長一短な感じというか個人的にはどちらもどちらで完成度が低いとしか思えないのでビシッとしてほしい。特にwacomさんは老舗の筈なので。
…いやほんとどうにかならないのかな。海外のフォーラムみたら阿鼻叫喚してるんだけども。気付いてないのか…?
■photoshopCCのオプション設定
https://helpx.adobe.com/photoshop/kb/enable-optional-extensions-photoshop-cc.html
■27QHDについて
・読み取り速度が公称値133ポイント/秒なんだけど診断パネルで見たら176~177ポイント/秒くらいあった。スペックアップ…といっても、解像度が上がった分で相殺なので向上ではない気がする
・タブレット本体に傾きセンサーがついてる様子